クラップス

Craps(クラップス)はダイス(サイコロ)を使ってプレーするカジノのテーブルゲームで、起源は12世紀ごろ中近東で遊ばれていたゲームがヨーロッパを経てカナダやアメリカに渡り、世界に広まったと言われています。

単純なゲームながらゲーム性が高く、バカラと同じく初級者から上級者まで幅広い層に人気があり、ハイローラーにも愛好者が多いゲームです。

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クラップスの基本的なプレー方法

クラップスは二人以上でプレーするゲームで、基本は2つのダイスを投げサイコロの出目を足した合計を予想するというゲームです。カジノによってはサイコロを振るひとを一人決める場合もありますが、多くの場合プレーヤーは順番にダイスを振る役が回ってきます。実際のクラップスにはもっと細かいルールがありますが、基本はサイコロの出目を予想するゲームです。

■クラップスの特徴と人気の訳

単純ながら愛好家が多いクラップスの特徴は低いハウスエッジにあります。他のゲームに比べテクニックがいらず、ハウスエッジが少ないため人気が高く、この点でもバカラと同様です。クラップスのハウスエッジは約1.41%とかなり低いです。他のカジノゲームと比較するとルーレットのハウスエッジの平均が2.7%、スロットの平均が約5%、キノが平均43%くらいなのでかなり低いですね。

■クラップスの簡単なルール

クラップスのルールにはたくさんの決まりがありますが、ここでは簡単に代表的な3つを説明します。

ゲームの勝ち負けは投げたダイスの目の合計が以下のようなら勝ち負けとなります。

7, 11:シューターの勝ち

2, 3, 12:シューターの負け(

4, 5, 6, 8, 9, 10:投げ手を交代しゲームを続行。

クラップス

では賭け方のルールです。もっと掛け方の種類はありますが、代表的な5つを紹介します。

◆パスライン

シューターの勝ちにかける。

◆ドントパス

シューターの負けにかける。ただし12が出たら引き分け。

◆カム

パスラインと同様。違いはカムアウトロール後に任意の時期にベットできる。

◆ドントカム

カムの真逆の掛け方。ただし12が出たら引き分け。

◆エニーセブン

次のロールで7が出ることに賭ける。

◆その他

エニークラップス、ビッグシックス、ビッグエイト、ハードフォー、ハードテン 、ハードシックス、ハードエイト など。

■クラップスのプレー方法

クラップスは、プレーヤーが全員サイコロを交代で投げます。 サイコロを投げるプレーヤーを「シューター(shooter)」と呼びます。

クラップス‐ルールや戦略

すべてのプレーヤーはダイスを投げる前にベットします、シューターも同様にベットします。このゲームはプレーヤー全員とカジノとの対決プレーのようなもので、大抵はプレーヤーはシューターと同じ所にベットします。特にかならずシューターとベットの場所を同調しなくてもいいのですが、暗黙の了解で皆同じ所にベットすることになります。しかも全員対カジノのカケの方が場が盛り上がるので一人だけ外れてベットすると嫌な顔をされることもあります。

1回目のラウンドの一投目のことを、「カムアウトロール」と呼びます。

クラップスは単純なゲームなので、すぐに慣れて色々な賭け方も楽しめると思いますが、初めてプレーするなら、まずはパスラインかドントパスへのベットからをお勧めします。慣れてくれば他の掛け方を試すといいでしょう。