パーレー法

いつの時代もカジノゲームを攻略する方法を見つけ出そうと躍起になっているギャンブラーがいます。カジノゲームの結果は予想できないものであるため、実際に有効なよく知られた攻略法というものはほとんど存在しません。必ず勝てるようなギャンブルの攻略法が無いとは言えませんが、攻略法を思いついた人が、その方法を公にすることはあまりないでしょう。

大々的に知られてしまうとカジノで優位に立てなくなるため、誰にも言わないか、ごく限られた人にしか教えないはずです。プログレッシブベッティングシステムとは、プレイヤーが結果に基づいて賭け金を変えていく方法です。

つまり、他のベッティングシステムと同様に、特定のルールに従う必要があります。プログレッシブベッティングシステムには2つのタイプがあります。プレイヤーが勝つと賭け金を増やす方法をポジティブプログレッションシステムと言います。逆に負けた時に賭け金を増やす方法をネガティブプログレッションシステムと言います。パーレイ法は、ポジティブプログレッションシステムと見なされています。

パーレー法とは

パーレー法は、16世紀にバセットと呼ばれる貴族の間で行われたカードゲームに起源すると言われています。典型的なバセットでは、銀行家と対戦します。プレーヤーの賞金はテーブルに残り、ゲーム中、すべての賞金は賭ける度に2倍になります。 パーレー(parlay)という英単語は、言葉や約束を意味するフランス語の「parole」に由来しており、賭け金とその賞金とをさらに次の賭けに賭けてさらに大きな賞金を得る、という意味を持っています。プレーヤーが「パーレー」した場合、すべての賞金に加え、元の賭け金も賭ける、ということになります。

ここで、ギャンブルの戦略法について1つ明確にしておかなくてはなりません。ベッティングシステムでは、ハウスアドバンテージのあるカジノゲームの攻略はできないということです。ルーレットやダイス系ゲームようなゲームの結果は完全にランダムであり、各結果は前の結果とは無関係です。プレイヤーに利益を保障するようなベッティングシステムはありません。せいぜい負け分を相殺できるくらいでしょう。

パーレー法の使い方

パーレー法は、徐々に資金を増やし、勝った時の利益からのみ賭け金を出すことを目的としています。結果的に、損失を最小限に抑えることができます。パーレイシステムは、逆マーチンゲール法とも呼ばれ、パロリー法に似ています。これは、銀行が複利を算出するときと同じ方法です。賭けを行い、勝った場合は、次の賭けで賭け金を増やします。逆に負けた場合は、次の賭けで賭け金を減らします。

そして、元の資金を取り戻せた場合、次の賭けからは勝った時の利益のみを賭けます。実際の例を見てみましょう。ブラックジャックをしていて、配当が1.5倍である場合、次のようになります。最初の賭け金は1000円で、勝つと1500円になります。したがって、次の賭け金は、1000円+1500円で合計2500円となります。ただし、負けた場合、賭け金は1000円に戻ります。

パーレー法は本当に有効?

パーレー法は、自己資金の損失を抑えるのに効果的な戦略です。パーレー法の本質は、自己資金でなく、カジノから勝った利益=ハウスマネーを「投資」するということです。勝つたびに賭け金を増やすということは、ハウスマネーでギャンブルをしているようなものです。すべてのベッティングシステムや攻略法と同様に、パーレー法にはメリットとデメリットがあります。

メリットは、賭け金を少なくすると、損失も最小限に抑えられます。ハウスマネーからいかに利益を得られるかを目的としています。もう1つのメリットは、複雑な計算をする必要がなく、考えることが少ないという点です。また、パーレー法はイーブンマネー・ベット以外でも有効です。逆に、デメリットは、勝ち続ける保障は無いということです。また、配当の高い賭けではリスクが高いという点もあります。

まとめ

パーレー法は、マーチンゲール法とともに、大胆なプログレッシブベッティングシステムとされています。プレイヤーが勝つたびに賭け金を2倍にするためです。賞金を次の賭け金に回すと、初めのうちは、利益を維持するのが難しくなります。パーレー法を実践するためには勝ち続ける必要がありますが、ギャンブルやカジノゲームの性質上、勝ち続けることはできません。パーレー法で成功できるかどうかは、いつ連勝が止まるか、賞金の守りに入るかを把握できるかにかかっています。ギャンブラーにありがちな間違いは自信過剰になってしまうことです。

勝利の波に乗ってしまい、止め時を逃してしまいます。連勝が長く続かない、かつ頻繁に勝てない場合は、パーレー法では損失をカバーすることは難しいでしょう。これまでに考案されたベッティングシステムは、カジノのカジノゲームで常に勝ち続けることを保証するような都合がよすぎるものではありません。「ハウスには勝てない」ということを忘れないようにしましょう。